🚇 5路線が交差するターミナル駅の、もう一つの顔
多くの乗り換え客で行き交う北千住駅。駅前の賑やかな通りを一歩入ると、そこには昭和初期の面影を残す木造家屋や、細い路地が網の目のように広がっています。今回は、リノベーションされた人気のカフェや古民家バル、および「キングオブ銭湯」と称されるタカラ湯を徒歩で巡る、休日を心地よく過ごすための散策ガイドをお届けします。
下町情緒とモダンな文化が溶け合う「北千住」の路地裏世界
旧日光街道の宿場町として栄えた北千住は、迷路のような路地に佇む古い空き家を改装したお洒落なカフェやレストランが多く、新旧のカルチャーが自然に調和する魅力的なエリアです。
北千住の最大の魅力は、歴史の温かみと若者たちの新しい感性が共存している点にあります。戦災を免れた木造の長屋や商家が今も暮らしの中に息づいており、それらの建物をクリエイターや料理人たちが魅力的なスポットへと生まれ変わらせています。チェーン店だけでは味わえない、個性的で温かみのあるお店に出会えるのが、この街の散歩の醍醐味です。
北千住駅西口から巡る!昭和レトロとモダンに出会う休日散策ルート
西口を出てすぐの細い路地からスタートし、美味しいランチとスイーツを楽しんだ後、賑やかな商店街を通って、名作庭園を持つタカラ湯を目指す歩行ルートです。
まずは北千住駅の西口からスタート。駅前の「きたろーど1010」を進み、脇にある狭い小道へ分け入ることで、喧騒から切り離された静かで不思議な散策が始まります。
1. 心がほっと温まる古民家定食「あさり食堂」
昭和の佇まいを残す一軒家を改装した「あさり食堂」は、どこか懐かしいお惣菜と、ジューシーなハンバーグや手作りランチプレートが地元の住民に深く愛される人気店です。
路地裏を曲がって最初に見えてくるのが、温かみのある暖簾が揺れる あさり食堂。木の温もりを感じる店内では、手間ひまをかけた手ごねハンバーグや、ヘルシーでボリュームのある日替わり定食がいただけます。美味しいごはんと心休まる静かなBGMが、歩き旅の始まりを豊かに彩ってくれます。
2. 細い路地奥に佇む大人の隠れ家カフェ「わかば堂」
あさり食堂のすぐ近くに位置する「わかば堂」は、築年数を感じさせるアンティークな家具と、自家製のタルトや美味しい珈琲が自慢の贅沢な癒やし空間です。
人一人がやっと通れるほどの狭い路地の突き当たりにあるのが、看板カフェの わかば堂 です。一歩足を踏み入れると、アンティーク調のランプが手元を優しく照らし、時間がゆっくりと流れているような心地よさに包まれます。パティシエ自慢のケーキやキッシュを食べながら、日常の忙しさを少しの間忘れてみませんか。
3. 銭湯テイストを五感で楽しむレトロカフェ「Sd Coffee」
「Sd Coffee」は、銭湯で使われる湯桶や富士山の壁画を取り入れたユニークなポップ昭和レトロカフェで、名物の牛乳瓶ドリンクがSNSでも話題を呼んでいます。
続いて商店街を北へ少し進むと現れる、ひときわ個性的な外観のカフェが Sd Coffee(エスディコーヒー) です。レトロな電飾や駄菓子屋のような看板、およびオリジナルの牛乳瓶で提供されるシェイクやミルク珈琲は遊び心いっぱい。散歩の合間の楽しいクールダウンにぴったりです。
4. 日本庭園の美しさに息をのむキングオブ銭湯「タカラ湯」
「銭湯のキング」と称されるタカラ湯は、立派な千鳥破風の屋根を持つ宮造りの建物と、脱衣所から眺められる見事な日本庭園で名高い、歴史ある癒やしの名湯です。
散歩の締めくくりは、さらに西の静かな住宅街へと向かい、銭湯ファンの聖地である タカラ湯 へ。ここの自慢は何と言っても、歴史ある日本庭園です。池には美しい錦鯉が泳ぎ、四季折々の緑が広がります。歴史を感じる湯船で手足を伸ばし、庭を愛でながら涼む縁側は、まさに極上の贅沢そのものです。
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北千住の路地裏散策を楽しむための知恵袋
休日のランチやカフェはオープン時間を狙って早めに動き、タカラ湯の営業開始(15:00)に合わせて散策全体のタイムスケジュールを組むのがおすすめです。
北千住の路地裏のお店はどこも小さめで人気があるため、土日のランチ時は行列ができることも珍しくありません。午前11時半頃から早めに動き出すとスムーズに入店しやすくなります。また、タカラ湯の営業時間は15:00〜23:00(毎週金曜定休)のため、お昼にグルメを満喫してから、夕方の開店と同時に湯船に飛び込むスケジュールが一番の王道コースです。
北千住散策についてよくある質問(FAQ)
散策全体のルート時間、日本庭園の眺望について、および初めて路地裏を歩く際のポイントについて回答します。
Q. 散策ルート全体の所要時間はどのくらいですか?
A. 歩く時間そのものは約20〜30分程度ですが、ランチやお茶、タカラ湯での入浴を含めると、3〜4時間ほどかけてゆっくり楽しむのが最適です。
Q. タカラ湯の日本庭園は男湯と女湯のどちらから見られますか?
A. 縁側から見事な日本庭園をダイレクトに眺められるのは「男湯」側です。ただし、女湯側にも落ち着いた中庭があり、季節ごとのイベント等で入れ替えが行われることもあるため、事前に公式サイト等をご確認ください。
Q. 路地裏は初めてでも迷わずに歩けますか?
A. 北千住の路地裏はまるで迷路のように細く入り組んでいます。ですが、それこそがこの街の魅力。地図アプリや本ガイドの情報を参考に、寄り道をする感覚で歩くのがおすすめです。
Q. 銭湯に行く際の持ち物は何が必要ですか?
A. タカラ湯にはシャンプーやボディソープの備え付けがあります。タオルは有料でのレンタル・販売があるため、手ぶらで立ち寄ることも可能です。